注目の記事 PICK UP!

PERとPBRとは何か意味を解説!割安株の目安をまとめてみた

株価情報をみると、PERとPBRと言う項目をよく見かけます。
このPERとPBRは何を表しているのかを解説します。
また、このPERとPBRどのように株のトレードに
生かすべきなのかも解説します。

PERってなに?

PERを解説する前に、まずはEPSを解説します。
EPSは一株当たりの利益のことを言います。
つまり、純利益を発行済み株数で割るとEPSが求まります。

 

EPS(1株益) = 純利益 ÷ 発行済み株数

となります。
例えば、あなたが会社を作ったとして、
Aさん、Bさん、Cさんに株を買ってもらったとします。

Aさんは1000円、Bさんは4000円、Cさんは5000円
投資してくれたのに対し、
あなたはAさんに1株、Bさんに4株、Cさんに5株渡します。
今期、あなたの会社の利益が1000円だったとします。
今回の利益はすべて株主さんに分配することとすると、
Aさん、Bさん、Cさんにはそれぞれ幾ら分配すれば良いかを
求めるときにEPSを使います。

EPS= 1000円÷(1+4+5株)=100円

となり、一株あたりの利益が100円なので、
Aさんには100円×1株=100円、Bさんには100円×4株=400円、
Cさんには100円×5株=500円、分配します。
株主に分配するお金のことを配当金と呼びますが、
EPSは配当金の計算をするときに重要な値になります。

ところで、上記の例を使うとAさん、Bさん、Cさんは
1000円で1株得ているので、株価は1000円となります。
Aさん、Bさん、Cさんは、株を自由に売ることができます。
あなたの会社の株を2000円で買いたいと言う人が多くいたので、
Aさん、Bさん、Cさんは株を売ってしまいました。
このとき、あなたの会社の株は2000円となります。
では、株価からみた利益はどうなるのでしょうか?

ここで、登場するのがPER(株価収益率)で、

PER(株価収益率) = 株価 ÷ EPS

となります。

当初株価が1000円のときは

PER=1000円÷100円=10倍

でしたが、現在の株価は2000円ですので、

PER=2000円÷100円=20倍

となります。上記の数字ではどちらがお得でしょうか?

Aさんは1000円投資して、100円もらいました。
新たに株を2000円で1株買ったDさんは、
100円もらうのに2000円かかっています。
利益が毎年同じならば、Aさんは10年で元が取れますが、
Dさんは20年かかります。
つまりAさん(株価が上がる前)の方がお得と言えます。

よって、株価が上がったことで、あなたの会社の株は、
お買い得感がなくなった、つまり当初より割高になったと
言えます。

もちろん、利益が増えれば、PERは減ります。
株価が上がればPERは増えます。
このように利益や株価が上下したときに、
その株は会社の利益からみて割高なのか、
割安なのかを判断する数字がPERとなります。

では、具体的に何倍以下が割安かと言うと、
一概には言えません。同じ会社の過去と現在を比べて
割高か割安かと言うことはできます。
また、二つの会社で比べて割高、割安と言うこともできます。
つまり、PERは比較したときに割高か割安かを見ることが
できる数字です。

それでは使い勝手が悪いので、10倍以下を割安としてしまうか、
日経平均のPER以下を割安としてしまう使い方をする場合が
多いです。

 

PBRってなに?

PBRを解説する前に、まずはBPSを解説します
BPSは、一株当たりの資産のことです。

BPS(一株あたり株主資本)= 純資産÷発行済み株数

となります。
前章の例のようにあなたが会社を設立したとします。
頑張って経営して、会社の総資産が20000円になったとします。
このときのBPSは

BPS=20000円÷10株=2000円

となります。
すごく乱暴な計算になりますが、
あなたが会社経営に疲れたので会社を解散するとします。
そのとき、資産を売って株主に分配するとしたら、
Aさん 2000円×1株=2000円
Bさん 2000円×4株=8000円
Cさん 2000円×5株=10000円
と、それぞれに分配されます。
余り、現実的ではありませんが、
概念的にはこのようになります。

ここに株価を絡めるとどうなるかと言うのが、
PBRです。

PBR(株価純資産倍率)=株価÷BPS

当初株価は1000円なので、

PBR=1000円÷2000円=0.5倍

株価が2000円になると

PBR=2000円÷2000円=1倍

となります。
さて、株価が上がる以前と株価が上がったあとでは
どちらがお得でしょうか?

Aさん(株価があがる以前)の場合、
会社を解散して資産を売却してもらえるお金は
2000円でした。

Aさんは株の購入時に1000円払っています。
株価が上がった後に1株を購入したDさんは、
2000円払って2000円受け取ることになります。
よってPBRの値が少ない方がお得(割安)と
言うことになります。

資産が増えれば、PBRは減ります。
株価が上がればPBRは増えます。
このように資産や株価が上下したときに、
その株は会社の資産からみて割高なのか、
割安なのかを判断する数字がPERとなります。

これではピンとこない場合は、次のように考えて見てください。

もし、Eさんがこの会社の株を全部買い占めるとしたら、
(株価×発行済み株数)分お金が必要です。
その後、社長であるあなたを解任して、
自分が社長になり会社を解散して、資産を売却します。
すると総資産が20000円なので20000円
手にすることができます。

仮に、Eさんが一株あたり3000円払って
株を全部(10株)買ったとしたら、
全部で30000円払っていますので、
結果として10000円損をします。

PBRとの関係をみてみると

■Eさんが1株3000円で買った場合
PBR=3000円(株価)÷2000円(BPS)=1.5倍
資産を売ってもうかるお金は
20000円-30000円=-10000円(赤字)

■Eさんが1株1000円で買った場合
PBR=1000円÷2000円=0.5倍
資産を売ってもうかるお金は
20000円-10000円=10000円

■Eさんが1株2000円で買った場合
PBR=2000円÷2000円=1.0倍
資産を売ってもうかるお金は
20000円-20000円=0円

つまりPBRが1倍未満ならば得をして、
1倍を超えていれば損をすることになります。
資産の売却時に、計上されている資産価値分
お金が手に入るかと言えば、
手に入ることはありませんので、
これはものすごく乱暴な計算です。

ただ、PBRが1倍未満なら割安、
1倍以上ならば割高と言うことは、
わかっていただけると思います。

もちろん、PBRもPER同様に、
同じ銘柄の過去と今を比べたり、
他の企業と比較したりして、
割高、割安を判断することも出来ます。

 

実際のところはどうなの?

PERやPBRが低い、つまり割安な場合、
その銘柄の株価が上がりやすいかと言うと、
必ずしもそうとは言えません。

利益や資産が将来増えると予想される銘柄は、
有望な株なので、今、買われます。
将来、利益や資産の増加により
PERやPBRが低くなる可能性がありますが、
将来有望な株は、今、株価が上がります。

それにつれてPERやPBRが高くなります。
よってPERやPBRが高いと言うのは、
将来への期待値が高いとも言えるのです。

単にPERやPBRの値が低いからお買い得とするのではなく、
あなたが将来有望と思う銘柄のPERやPBRが低かったら
お買い得と判断するのが良いと思います。


関連記事

  1. 株価チャートってどんなもの?ローソク足と移動平均線などの種類と活用方法について解説

  2. 株の指値・成行・逆指値の意味と違いは?注文時のメリット・デメリットを解説!

  3. 株初心者が証券会社を選ぶ際に見るべきポイントは?倒産しても安心と言える理由を解説

  4. 日経平均先物とは?初心者にもわかりやすく解説

  5. 株取引の板の見方について解説!成行やOVERの確認方法と注意点についても

  6. 株初心者が失敗しない銘柄の選び方は?株価を動かす要因を簡単にまとめてみた

  7. 株の現引き・現渡しとはなにかわかりやすく解説!手数料とメリットについて!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

About “yukichi-hundred”

こんにちは。yukichi-hundredです。

ブログにお越し頂きありがとうございます。


日本株トレード歴は約20年です。

直近5年の成績は月利12% aveです。

※複利だと半年で資金が倍になります。


取引スタイルはスイングトレードとなります。

毎月『安定的に利益を上げる』為の

ノウハウを公開していきます。

どうぞよろしくお願いします。

◆Twitterでも銘柄配信してます◆

PAGE TOP